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世界的に有名な写真家「ロバート・キャパ」の著書「ちょっとピンボケ」にあやかり、ちょっとどころか随分ピント外れな人生を送る不惑の田舎人「えるまりぃと」が綴る雑記帳。中の人は大学まで行って学んだ「銀塩写真」が風前の灯になりつつある現在、それでも学んだことを生かしつつカメラ屋勤務中。

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Leica Summicron M 35/2(8Elements)

 基本的には下落傾向のある中古商品の相場のうち、僅かではありますがその商品が通常流通していた頃と比べて明らかに高い相場を形成する商品があります。そして、その殆どの場合は流通数の少なさが原因となっています。

 不人気故に早期に生産を中止した物などは、流通数の少なさがかえって人気を呼ぶという一見矛盾ともとれる不可思議な現象を呼び起こし、価格の高騰を招きます。そして、希なパターンではありますが、十分な流通量があるにも関わらずその流通量を上回る絶大な人気を得た商品の場合も、価格は常に高値で安定します。

 そのレンズ構成から、通称「8枚玉」と呼ばれるLEITZの初代Summicronの35ミリは、後者の理由故十分な流通数を確保しているにもかかわらず、常に高値相場で取引されています。レンズの魔力か、はたまたマスコミの影響力か、このレンズの魅力を語る記述は至る所で目にすることが出来るのですが、それにしても、ここ日本での中古相場は少々高すぎるようです。

 その真意を確かめるべく借用した個体は、数十年の時を経たレンズとは思われないほどのクリアな発色と線の細い中版カメラの画像を思わせる繊細な画質を持った素晴らしい物でした。若干のハイライト部の滲みは、少々ブルー味を帯びた旧LEITZ独特の渋みのある発色と相まってオールドレンズ独特の風合いを上品に醸し出します。現代の解像度の高いレンズと比較しても、決して見劣りしない素晴らしいシャープネスと、オールドレンズ独特の優雅な描写をバランス良く持ちあわせたこのレンズの形成する画像は語り継がれる伝説に相応しいもので、所有欲をかき立てるのに十分な結果をもたらしました。

 ここで酷評でもして、万が一にも相場が下落するのであれば、どんな罵詈雑言をも私の口は惜しまずに発することでしょう・・・・。

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