2011年3月 2日 (水)

KIYOHARA VK50R 50/4.5SOFT

 黎明期の写真レンズや海外製のレンズには、設計者自身の名前や設計者自身が与えた特定の名前を冠するレンズが多く存在しています。

 一方、世界屈指の光学製品の製造国である日本製のレンズには、メーカーやブランド、あるいは型式を冠してはいるものの、レンズ固有の名前を与えられている製品は決して多くはありません。これが、「察し」と「思いやり」、そして人の半歩後を歩む「奥ゆかしさ」を美徳としてきた国民性の表れの一つなのかどうかは憶測の域を出ませんが、非常に興味深い事実と言えます。

 そんな日本製レンズの中にあって、設計者の名前を与えらた数少ないレンズの一つが、このKIYOHARA VK50Rです。名称だけではなく、その描写の特異性も相当なもので、製造を中止した現在ではなかなかのレアアイテムとなっています。ルーツはコダック社のスプリングカメラ「ベスト・ポケット・コダック」に搭載されていたレンズ(通称:ベス単<ベスト・ポケット・コダック搭載の単玉レンズ>)と言われ、そのフードを外したときに得られる独特のソフトフォーカス描写の熱狂的なファンが多かったことから、清原光学において1群2枚の張り合わせレンズを用いた一眼レフ用交換レンズとして登場したのが、VK70Rというソフトレンズでした。そして、より短焦点なレンズへの要望が高まり発売されたのが、この焦点距離50ミリのソフトレンズです。

 主に残存する球面収差を利用し、絞りによってソフトの量を変化させる設計の為、ソフト量の多い解放付近ではピントの山が無く、ソフト量を控えるため絞り込んだ状態では暗くなったファインダー像で、これまたピント合わせに苦労するという、ピント合わせに非常に難儀するレンズでした。しかしながら段階露出ならぬ段階ピントを多用して、ようやく得られる摩訶不思議な画像はなかなかに情緒的で、特に高感度フイルムの併用で得られる粒子感の際立った画像は、他レンズやフィルターを使ったソフト描写では得難い物がありました。単玉故にゴーストの発生は少なく、逆光でもシャドーの引き締まった画を提供してくれました。

 「性能」という観点でのレビューは難しいレンズではありますが、私個人の大学卒業の大きな力となってくれたこの一本に敬意を表して、ここで紹介させていただきたいと思います。

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2011年1月20日 (木)

Leica Summar L 50/2 Solid

 バルナックライカ用標準レンズSummarは、当時ライバルであったContaxの標準ハイスピードレンズ「ゾナー」に対抗して、ライツ社が開発した初期のハイスピードレンズです。
 Summarといえば、沈胴タイプが一般的ですが、初期製品の一部は沈胴機構を持たない固定鏡胴で、その独特な先太りのシルエットから日本では「ひょっとこズマール」というニックネームで呼ばれています。製造開始からほどなくして沈胴式へと変更されたために、製造本数が少ない固定鏡筒タイプは、最盛期には数十万円の高値で取引をされた事もあるコレクターズアイテムとなっているようです。
 半逆光~逆光では画面全体がフレアで覆われ、常にマイナス側に露出を補正してあげる必要がありますが、比較的優秀なシャープネスによって、画像が破綻してしまう事はありません。日陰に入れば誇張のないコントラストで、被写体の持つ質感をやさしさく伝えてくれます。M4/3フォーマットでの1:1撮影では、丁度中望遠レン ズの画角となり、ポートレートにベストマッチするかもしれません。
 発達したコンピューターと整備された設計理論、そして優れたガラス素材や工作機械のなかった1930年代の製品に、最新レンズと比較できる物理特性は望む べくもありませんが、設計者のセンスと努力、そして試行錯誤によって生み出されたこのレンズには、ある種の畏敬の念を抱かずにはいられません。
 コレクターズアイテムとなっている固定鏡胴に比べ、多くが市場に溢れる沈胴式Summarで、ちょっとしたタイムスリップを安価に楽しむ。ライカレンズには時代を超えてなお、我々を惹きつける魅力が宿っているようです。

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2010年11月17日 (水)

Lumix G 14/2.5 ASPH

 35mm判で言うところの28mmという焦点距離は、今日のような標準ズームレンズが一般に広まるまで長い間「広角レンズ」の代表格でした。登場初期は広角域が35mm止まりの製品が多かった標準ズームレンズも、いまや28mmは当たり前の焦点距離となり、パナソニックのマイクロフォーサーズ用のレンズラインナップにおいても、14-45mmや14-140mmといった様に、標準域をカバーするズームレンズは14mmすなわち28mm相当をワイド端としています。また同システムには広角ズームレンズとして7-14mmがラインナップされており、あえて14mmという焦点距離の製品を後発でラインに加えてくるというメーカーの姿勢、これには自ずと興味が湧いてきます。

 前述の通り、標準域の焦点距離はズームレンズ一本で済ますスタイルが定着している昨今、定石を破り20mm F1.7といういわば前時代的な単焦点標準レンズをキット販売したことで、逆転の大成功を収めたのがパナソニックのGF1ですが、単焦点レンズならではの明るさや描写性能、また絞りを変化させた時の描写の違いが、ズームレンズで育った現代のカメラ入門層にとても新鮮に映ったことが、その成功のカギの一つだったようです。

 そして、その20mmの成功がこの14mm登場の大きな伏線であったかの如く、発表当時から発売を待ちわびていたユーザーが多かったようです。5群6枚という少ないレンズ構成中その3枚を非球面レンズが占め、本レンズ最大の特徴である小型・軽量化そしてAFの高速化を実現しています。0.18mという最短撮影距離はパースペクティブを強調する広角レンズの特徴をいかした接写撮影を可能にし、絞り、撮影距離による表現の変化という単焦点レンズならではの楽しみを存分に味わうことができます。画面全域での解像感は高性能ズームレンズである7-14mmに譲りこそしますが、周辺に向けなだらかに落ちてゆくシャープネスや強い光源部に纏うハロによって、中央の被写体が優しく、そして自然にひきたてられます。

 最新の光学設計によって描き出された最新の映像はどこかノスタルジックで、それこそがこの14mmの存在理由だとするならば、画一的と思わずにいられなかったデジタルカメラ専用レンズにも、まだ十分に楽しむ余地がのこされているという事になるのでしょう。

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2010年11月 6日 (土)

Lumix G Vario 7-14/4 ASPH

 広角域のレンズは焦点距離1ミリ当たりの画角変化が大きく、わずか数ミリの差によって与えられる映像が驚くほど変化します。それ故に、広角ズームレンズは2倍程度の焦点距離の変化があれば、画角のみでの比較で単焦点レンズ4~5本程度の役割を担うことができます。

 しかしながら、焦点距離の短い広角レンズは倍率色収差や歪曲収差を主とした、描写上問題となる各収差の発生や周辺光量の不足を起こしやすいといった問題があるため、ズーム化するには多くの困難が伴います。また、一眼レフにおいては、レンズ後短と結像面の間にミラーが存在するため、バックフォーカスを長く取らなければいけないという、設計上の大きな制約があります。その為に一眼レフ用の広角ズームレンズでは、低分散ガラスや非球面ガラスをはじめとした高額なガラス材を用いたり、周辺光量不足を補いバックフォーカスを長く取る為の設計故、レンズが大型化・高額化する傾向にあります。

 マイクロフォーサーズ規格におけるパナソニック唯一の広角ズームレンズである本レンズは、35ミリ判換算で14ミリという超広角域までをカバーする特殊レンズながら、バックフォーカスの呪縛から解放されたマイクロフォーサーズシステムの特性を生かし、非常に小柄な筺体を手に入れ、300グラムという驚異的な軽量化を達成しました。また、デジタル専用設計のアドバンテージを生かし、歪曲・色収差・周辺光量の不足といった欠点は画像データー作成時に見事に補正されます。これら新時代の補正技術により、解放から画面全域に渡り滲みの少ないクリアな画像を提供してくれます。f5.6~8あたりですでに解像感は頂点に達し、むしろ絞り過ぎによる回折への注意が必要な様です。

 ここまでの広角域を過去に記憶が無いと言っても良いほどの解像度で再現するこのズームレンズは、最前面に保護フィルターの装着が出来ず、またゴーストの抑制に若干の気を使いこそしますが、マイクロフォーサーズシステムという新時代のフォーマットにおける「至高の一本」となる事にもはや何の疑いもありません。

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2010年11月 3日 (水)

Nikon Ai Nikkor 35/2s

 写真を撮ることに興味を抱き始めた頃は、自分ではカメラなんて高額な買い物ができる年齢ではなかったので、撮影には必然的に自宅にあった父のカメラを持ち出す事が前提でした。そのカメラが「NikonFE」で、レンズは50ミリの標準と75-150ミリの望遠ズームレンズでした。わずかな機材でしたが、学校内でのスナップや趣味の鉄道写真を撮るには十分で、以来自身のメイン撮影機材は長年「Nikon」でした。

 その後、プロカメラマンへの憧れから写真系の大学に進学し、卒業後にブライダルの仕事を始めるまで、ずっとこの手には「Nikon」が存在していました。そして、この35ミリは、プロカメラマンを目指し写真に明け暮れた大学時代にもっとも活躍したレンズの一つです。今までの写真人生の中で一番ショット数が多かった大学時代に、もっとも信頼していた一本という事になります。

 一般的にNikkorは、やや高めのコントラストと力強い合焦部の描写を見せますが、反面、繊細なイメージを持たず、ボケも堅くなるイメージがあります。ところがこのレンズはそんなニコンレンズ中異色な存在なのか、開放付近では優しいコントラストと繊細なピントの切れを見せ、最短撮影30センチでも美しい描写をします。とあるエッセイでsummicron35ミリに勝るとも劣らないという記述を見たことがありますが、それは、単なるお世辞では無いでしょう。少々残るタル型の歪曲と開放付近での若干の二線ボケも、経験的に感じるsummicronの描写特性によく似ています。

 フルサイズデジタル一眼が普及した今日、今一度ニコンのレンズシステムを組む機会に恵まれたなら、真っ先に購入する一本となるでしょう。


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2010年10月29日 (金)

CONTAX Distagon 18/4 MM-J

 このレンズは、国産メーカーと比較して高価な価格設定が多かったコンタックスレンズの中にあって、珍しく「バカ高い」といったイメージがなかった貴重なレンズです。

 コンタックス・ヤシカマウントの中では、比較的古参の部類に入り、新設計のDistagon21ミリが投入されるまでは、超広角レンズの中堅を担う代表レンズでした。それ故に、過去に数多の写真家が優れた作品を残した名レンズであり、日本においてZeissレンズの評価を不動のものとした立役者であったとも言えます。

 設計の古さ故、開放f値が4と控えめで、フィルターやフードの取り回しにも若干の制約を受けますが、その古さを感じさせないヌケのよい画像が印象的でした。そして、絞っても適度なウエット感を残し「カリカリ」にならないその描写はモノクロ向きのレンズなのかもしれません。良く補正されたディストーションは、超広角特有の強烈なクセを感じさせず、ひたすらに只、広さだけを感じさせる広角レンズといった感覚で、ファインダーに写り込む全てを優しく包み込んでいました。

 残念ながら、最新の21ミリと比較すると解放f値や解像度の差からファインダーでのピントの山がややわかりずらく、低照度時のシャッタースピードに制約が生じる為、21ミリ購入と同時に手放してしまいましたので、この手元にあった時間がごくわずかでした。もし可能であるならば、デジタルでこの優しい描写を再び味わって見たいものです。

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2010年10月26日 (火)

CONTAX Macro Planar 60/2.8(C) MM-J

 私とZeissとの付き合いを決定づけたレンズが、Distagon35/1.4とこの60mmのMacro-Planarです。

 60mmで撮影された写真を初めて目にしたのは、プロカメラマンへの淡い憧れを抱き始めた中学生の頃でした。当時は馴染みのないその焦点距離と、愛用していたNikon製のレンズとのあまりにかけ離れた販売価格、そしてレンズ毎に与えられていた奇妙な呼び名に対して、単純に「疑念」を覚えた事を記憶しています。描写特性などというものは理解どころか興味もなく、ただその摩訶不思議なレンズによって撮影された一枚の写真とその疑念とが記憶の片隅に残っただけでした。

 写真を学ぶ大学に入り、多種多様な写真と触れ合う機会に恵まれる中での出来事です。授業中プロジェクターによって投影されたクラスメイトの写真を見たある日、あの過去に見たMacro-Planarの映像が、突如記憶の淵から呼び起されました。聞けばそのクラスメイトのカメラは「CONTAX」だと言うのです。どうやら過去にかけられたZeissの魔法が、長い時間をかけて私を完全に虜にしていたようなのです。以降、機材の大半がデジタルで占められる今となっても、新しいレンズを評価する際は、必ずこのレンズの描写を判断の基準とする癖が抜けないでいるのです。

 開放から、いかなる撮影距離でも抜群の結像性能を持ち、かつ他製品とは一線を画くと言ってもよいほどに美しいボケを伴います。絞り込んでも変に堅くならない優れた描特性は、f値を考えなければ常用標準レンズといっても過言ではないでしょう。実際、開放付近では少々クセが残る50mmのプラナーに代わり、私のシステムでの標準レンズを長い間努めていました。また、60mmという焦点距離のため適度に緩和されるパースペクティブは、ポートレートレンズとしても優れた一面を発揮します。

 外観の高級感は一級品ですが、非常に大柄で、ピントリングの回転角も大きくなるオリジナルのMacro-Planar。等倍撮影にさえ拘らなければ、小型軽量なCタイプで十二分にMacro-Planarの魅力を感じることが出来るでしょう。

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Leica DG Macro-Elmarit 45/2.8 ASPH

 「接写用レンズ」いわゆるマクロレンズは、文献複写や資料記録といった学術・研究用途での需要があります。直線を直線に、立体を立体に、色のにじみ無く高解像度で記録することを宿命づけられたこれらのレンズは、結像上問題となる各収差を極限まで補正し、一般レンズでは到底不可能な接写領域から通常撮影距離まで、絞り値の影響を受けずに破綻のない画像を提供しなければなりません。それ故に設計者が心血を注ぎ、傑作レンズと呼ばれる製品が多く輩出される事になります。

 そして、Micro-NikkorやMacro-Planarとならび接写用レンズの代表ブランドとして、このMacro-Elmaritが存在します。Leicaといえば、距離計連動カメラであるM型ライカが有名ですが、接写領域での使い勝手は一眼レフであるR型ライカに軍配が上がります。しかし、優秀な自動機構を備え堅牢で安価な国産一眼レフの前では、R型ライカの人気は今ひとつで、定価も非常に高額であったR用Macro-Elmaritは、中古市場でも非常に貴重な存在となっていました。

 2010年。Panasonicが販売するデジタルカメラ交換レンズ中、マイクロフォーサーズマウントではたった一本となるライカブランドのレンズがこのMacro-Elmaritとなります。決してPanasonicブランドレンズの品質が低い訳ではないのにもかかわらず、カタログ中あえて「Leica社の品質基準をクリア」している事を謳う本レンズの描写には、メーカーの自信と確かにそれを裏付ける何かが存在しているようです。解放絞りから完全に実用になり、合焦部の解像感・ボケの美しさ:コントラストはどれも素晴らしく、小気味よいAFの作動速度と手ブレ補正機構は、35ミリ判相当で90ミリともなる中望遠レンズであることを完全に忘れさせてくれます。

 今の時代にオスカー・バルナックが甦ったのなら、マイクロフォーサーズ規格を立ち上げたのは彼だったのかもしれない、そんな無粋な妄想を抱かせてくれる現代の名レンズです。

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2010年10月20日 (水)

Leica Summicron M 35/2(8Elements)

 基本的には下落傾向のある中古商品の相場のうち、僅かではありますがその商品が通常流通していた頃と比べて明らかに高い相場を形成する商品があります。そして、その殆どの場合は流通数の少なさが原因となっています。

 不人気故に早期に生産を中止した物などは、流通数の少なさがかえって人気を呼ぶという一見矛盾ともとれる不可思議な現象を呼び起こし、価格の高騰を招きます。そして、希なパターンではありますが、十分な流通量があるにも関わらずその流通量を上回る絶大な人気を得た商品の場合も、価格は常に高値で安定します。

 そのレンズ構成から、通称「8枚玉」と呼ばれるLEITZの初代Summicronの35ミリは、後者の理由故十分な流通数を確保しているにもかかわらず、常に高値相場で取引されています。レンズの魔力か、はたまたマスコミの影響力か、このレンズの魅力を語る記述は至る所で目にすることが出来るのですが、それにしても、ここ日本での中古相場は少々高すぎるようです。

 その真意を確かめるべく借用した個体は、数十年の時を経たレンズとは思われないほどのクリアな発色と線の細い中版カメラの画像を思わせる繊細な画質を持った素晴らしい物でした。若干のハイライト部の滲みは、少々ブルー味を帯びた旧LEITZ独特の渋みのある発色と相まってオールドレンズ独特の風合いを上品に醸し出します。現代の解像度の高いレンズと比較しても、決して見劣りしない素晴らしいシャープネスと、オールドレンズ独特の優雅な描写をバランス良く持ちあわせたこのレンズの形成する画像は語り継がれる伝説に相応しいもので、所有欲をかき立てるのに十分な結果をもたらしました。

 ここで酷評でもして、万が一にも相場が下落するのであれば、どんな罵詈雑言をも私の口は惜しまずに発することでしょう・・・・。

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CONTAX Planar 85/1.4 MM-J

 伝説・信仰・崇拝といった言葉が常につきまとうCONTAX/Carl-Zeissの看板レンズ。

 CONTAXを使うなら必ず購入候補に入るこのレンズは、不思議なことに中古市場での新品同様品の出現確率が最も多いレンズでもあります。開放絞りでの何とも言えない甘い描写は、ややもすると単にピント外れの印象しかあたえず、極端に浅い被写界深度とあいまって、ピリッとした画面を作るのに一苦労します。また、85ミリにしては1メートルと少々長めの最短撮影距離は、しばしば撮影者の足手まといとなることもあるでしょう。

 使い手と被写体を常にレンズが選ぶところがあるように思える、このジャジャ馬レンズで傑作を物にするのは至難の業なのでしょうか?。しかしながら、このレンズでモノにした作品は、明らかに代え難い魅力を放ちます。

 それはあたかも、こちらがどんなに惚れこんでも決して振り向いてはもらえないくせに、垣間見せるその微笑みからは決して逃れられない・・・そんな初恋の相手を思い起こさせる、もどかしいレンズです。

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