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2012年6月27日 (水)

M ZUIKO ED 12/2.0

 現像の終わったモノクロフイルムを水洗浴から取り出した際、経験したことのない明らかな異質感を覚えたのは、職場の売り物をレンタルしたLeicaのM-Summilux35/1.4(球面)のテスト撮影の時でした。OLYMPUSがM4/3マウント向けに発売する広角単焦点レンズである12ミリ(35ミリフルサイズ換算で24ミリ相当の画角)の本レンズで撮影した画像をPCのモニターで確認した時、実はよく似た感覚を覚えました。的確に表現する言葉を上手く選択できずにいますが、このレンズは「何かが違う・・・」確かにそう感じたのです。

 デジタルカメラ用の最新レンズですから、当然ながら歪曲・色・等の収差はカメラ内で補正され、良好に施されたレンズコーティングと優れた光学素材の採用・設計によって、絞り開放から全画面に渡り非常に均整のとれた高解像度の画像を提供してくれます。しかし、その解像度・コントラストの高い描写と一転、中間調はとても豊かな階調をもち、ややもすると鑑賞者に緊張感を強いてしまう「いわゆる現代的な描写」とは無縁です。被写体をその広い画角とともに優しく包む包容力の様な物をこのレンズは持っているかのようです。

 写真を本格的に撮るようになって、最初に購入した広角レンズは24ミリでした。以来シグマ24/2.8・ニコンAi-s24/2・ニコンAF24/2.8D・コンタックスDistagon25/2.8・コシナZF25/2.8と数多くの近似焦点距離のレンズを愛用しましたが、本レンズはその中でも最高峰のお気に入りとなりました。描写性能だけでなく、金属鏡筒の美しい仕上げと、マニュアルフォーカス時の節度あるトルク感など、所有・使用に際する感覚にも細かく配慮が行き届き、可能であるなら一眼レフの光学ファインダーを透して撮影してみたいと、極めて矛盾に満ちた欲望に駆られる自分を発見するでしょう。

 入手以来、M4/3のシステムでの最少携行レンズは、本レンズ・Summilux25/1.4・Macro-Elmarit45/2.8となっています。気づけば残り2本はライカのネームとエッセンスを受け継いだパナソニックのレンズ。私が過去、Leicaの描写に感じた異質感への、この共感を裏付けているかのようです。

 そういえば・・・・この小型レンズにはやはり必携の、素晴らしい仕上げの純正レンズフードが存在していますが、価格もライカ純正品相当だったりするのは何かの偶然なのでしょうか?

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コメント

こんにちは
こちらも更新ありがとうございます。
オリンパスの12ミリ、いつかはと楽しみにしてました。
持ってみたいと思わせる、美しいレンズですね。
写りも渋いというか、とても優しい感じがします。
それは、A.Tさんの目線にも通じるのでしょう。

それから、A.Tさんのズミルックス35の写りは、私も衝撃的でした。
後年ライカを買った、大きな理由のひとつです。

あと、板違いですが、SSDを先日購入しました。
アマゾンで値段が数日間だけ下がったので、
思い切ってA.Tさんお薦めのCrucial M4の512GBにしました。
今から楽しみです。

掲載画像はモノクロ変換以外はライトルームのデフォ出しなので、素性はわかりやすいかと思います。
オリンパスのレンズは、いままで手元に置いて使った事はないのですが、これからはちょいと色々試してみようかと思ってます。

評判の高い45/1.8は、同焦点距離のマクロエルマリートがあるので、あえて手を出しませんが、来月頭に発売がきまった75/1.8は非常に興味があります。

しばらくは高くて手が出ませんが、中古が回ってきたら速攻手をだしてしまいそう・・・。

SSDも512あれば、ゆとりを持って使えますねぇ。

こちらは予算の関係でOS+アプリ専用と割り切ってますので、でかいアプリ入れるときは、少々残量と相談が必要です(^^;;
でも、一度使うと元のHDD生活にはちょっと戻れませんね。(^^)

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