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2011年7月17日 (日)

KIYOHARA VK50R 50/4.5SOFT

 マウントアダプターを併用することによって、古今東西・新旧のレンズを使用できるというマイクロ4/3マウントの利点は、初代Panasonic G1が登場した当初から注目されていました。もっとも、焦点距離から判断される画角は、35ミリフルサイズカメラのそれと比較しおよそ2倍となってしまうというデメリットも含んではいますが、それでも現像やフイルムに関わるコストがかからないデジタル撮影では「とりあえず撮ってみる」というスタンスが有効なため、おそらくはカメラメーカーがもくろんだ以上にカメラファンの間で日常化した感があります。

 事実、歴史上名を馳せた名レンズのマウントや最新AFレンズのマウントだけでなく、対応するレンズを探すのがかえって難しいようなマウントのアダプターまで登場し、アダプター市場は大変な賑わいを見せています。それに伴って、フィルムカメラの市場衰退から一時は底値をつけていたレンズに中古市場では思わぬ高値がつけられるような場合もあったりしますから、流行というのは本当におもしろいものです。

 ソフトレンズという特殊性から需要が限定的だった本レンズも、マウントアダプターによって再び人気を取り戻したレンズの一本となるでしょう。ライブビューにより、拡大画像で納得いくまでピント合わせに集中でき、絞り値によって大きく変化する描写もリアルタイムで把握しながら撮影が可能になるなど、フイルム時代では考えられないほどに使い勝手が向上し、100ミリ相当となる画角も本レンズの描写にマッチします。フイルムの撮影では、ソフト効果によってトーンが均一化され粒子が荒れたように感じてしまう事が多かったため、むしろ素粒子効果をねらって高感度フイルムで作品を作っていたのですが、デジタル撮影では粒状感のない美しいソフトフォーカスを堪能させてくれました。

 製造本数が決して多くは無いため、昨今の人気上昇に伴って中古相場が今より上がらないうちに、再び手元に置いておこうかと真剣に悩む一本となりました。

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