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2010年10月 2日 (土)

Zeiss Distagon 25/2.8 ZF

 大学時代に愛用していたNikonからCONTAXへと、手持ちの機材を全て変更したのは、 ブライダルのカメラマンとしての仕事をしていた当時、職場の先輩の写真を目にした事がきっかけでした。

 それほどまでにZeissレンズの描写との出会いは鮮烈でした。反面、その後度重なり仕事中のBodyトラブルに泣かされることとなり、やがて、叶わない願いとは知りつつ、 NikonのBodyでZeissのレンズを使用することが、ある種の夢となっていました。

 カメラマンとしての活動を辞め、現在の仕事についてから早十年以上。京セラのカメラ事業撤退から数年たったある日、夢は突如現実となりました。 コシナによるZeissレンズの再生産とNikonマウント化。何の因果か・・・新生Zeissの25ミリをテストする機会に恵まれたのは、親類のブライダル撮影でした。

 一生一度、妹の大舞台でのレンズ試用。プロフェッショナルの現場では考えられない奇行を可能にしたのは、私自身のZeissというメーカーへの、そしてDistagonというブランドへの圧倒的な信頼にほかなりません。 Y/C時代から受け継がれる、ディープシャドーからハイライトまで、きわめてなだらかにつながる トーンの描写がもたらす、画面全体にわたる重厚感。そして画面中心部から周辺まで続く、隙のない解像感の高さ。冬の澄んだ空から差し込む強烈な西日を物ともしない逆光性能。これらを高次元でリファインし、新たなDistagon25ミリへと昇華させた、メーカーの信念と技術力には脱帽せざるをえないでしょう。

 21世紀、新たに蘇ったZeissのDNAは、妹の門出に最高の一枚をプレゼントしてくれました。

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